アイルランド政府向けにアイルランド語機械翻訳ソリューションをカスタマイズ
機械翻訳(MT)に携わるRWSの科学者とエンジニアが、ダブリンシティ大学の有名なMT研究開発グループと協力し、英語-アイルランド語翻訳に対応する拡張性の高いソリューションを開発しています。
業種:
政府機関
アイルランド語が欧州連合の公用語となったとき、政府のアイルランド語地域担当部門は、アイルランドのすべての公式文書をアイルランド語と英語の両方で利用できるようにするという業務を担うことになりました。共同決定手続、規制、議会などの情報を両方の言語で提供しなければならなくなったのです。英語-アイルランド語の翻訳者の数は限られているため、同部門はポストエディットを伴うMTの使用の可能性を模索していました。
そして、アイルランド語の商用MTシステムの開発という複雑な作業を、MTの科学者とエンジニアで構成されたRWSのチームに依頼しました。
「RWSチームとの連携により、非常に大きなメリットが得られています。当部門のアイルランド語翻訳ワークフローで、予想を上回る効率性を実現することができました」
課題
- 高品質のMTとポストエディットによるプロフェッショナルな翻訳の作成
- ワークフローとプラットフォームへのMTの統合
結果
- クラウドベースのアイルランド語商用MTシステムを導入
- システムを既存の翻訳支援ソフトウェアに安全に統合
- 翻訳者とポストエディターの生産性が50%以上向上