資産運用
RWSには、コンテンツの種類、コンプライアンスに伴う課題、プロセスと予算の制限を理解する専任のエキスパートチームが存在します。事業展開する地域を問わずパブリッシングプロセスをサポートし、翻訳可能なコンテンツの量を最適化するために、これらの各分野でお客様と連携して取り組んでいます。
当社は、世界中の大手資産運用会社のほぼすべてとこの流れを実現して、大規模な効率化を推進し、機密性の高いコンテンツを保護し、お客様が世界中のオーディエンスとつながるために役立つテクノロジーを活用した翻訳サービスを提供しています。
資産運用分野におけるコンテンツの課題
ファンド関連のコンテンツは、競争が激化する市場で商品の差別化を図る際に役立ちます。ただし、資産運用およびウェルスマネジメントのセクターでは、資料の公開は、固定されている必須コンテンツと、他社との差別化を図るために作成できるコンテンツとの間でコンプライアンスを踏まえてバランスをとる必要があります。
コンテンツの量が増え続ける中で、資産運用会社およびウェルスマネジメントアドバイザーは、翻訳するコンテンツだけでなく、そのコンテンツの効果的な管理、再利用、配信の方法についても選択的に検討する必要があります。
資産運用会社およびウェルスマネージャー向けソリューション
コンプライアンスに準拠したグローバルコンテンツ翻訳
RWSは、ファンド関連資料、株主向けコミュニケーション、ウェブサイトコンテンツの翻訳とローカリゼーションを専門としており、あらゆる言語やグローバル市場における規制コンプライアンスの達成と維持をサポートします。
翻訳に関する専門知識は、ファンド商品の関連指令（UCITS、PRIIPs、AIFMD）、ESGおよびサステナビリティ開示（PAIおよびPCDの開示を含むEUのサステナブルファイナンス開示規則（SFDR）、CSRD、ESRS、CSDDDの資料、ならびに国際標準化団体のガイドラインを含むグローバルESGフレームワーク）など、世界中のさまざまな規制フレームワーク、そして暗号資産（仮想通貨）やデジタル資産などの新たなトレンドも網羅しています。
目論見書、KID（重要情報書類）／KIID（重要投資家情報書類）、年次報告書、株主通知、コメンタリー、ファクトシートなど、あらゆる種類のコンテンツも扱っています。
資産運用会社のお客様からは、業界用語に精通した専門知識を持つエキスパートの広範なプールを活用して、時間枠に応じて高品質で正確な翻訳を提供できると信頼を寄せていただいています。
グローバルな資産運用およびウェルスマネジメント分野に関する資料作成の経験に加え、アクセシビリティコンテンツをサポートする翻訳サービス、マーケティングメッセージのトランスクリエーション、デザインの整合性を維持するデスクトップパブリッシング（DTP）サービスを提供します。また、イベントや会議、ビデオやオーディオ資産向けの人間による通訳および自動通訳、書き起こしなどのサービスのほか、多言語のeラーニングにも対応し、お客様の従業員向けに柔軟なトレーニングを提供できます。
最後に、AIの急成長により、資産運用会社とウェルスマネジメントアドバイザーに新たな機会が生まれる中で、AIモデルが信頼できる偏見のない存在になるようトレーニングして最適化することで、顧客のイノベーションをサポートします。サポートの対象は、大規模言語モデル（LLM）およびあらゆる言語や規模で提供される、すべてのメディアタイプをカバーする生成AI（GenAI）プロジェクト向けのデータ収集、データ注釈、データ検証サービスなどです。
安全で拡張性の高い言語テクノロジー
エキスパートによる翻訳サービスは、機械翻訳（MT）、翻訳管理（TMS）、コンピュータ支援翻訳（CAT）のための安全なAIベース言語プラットフォームの業界をリードする製品群によって支えられています。
当社の言語テクノロジーはすべて、お客様が自社のITインフラや安全なクラウドベース環境に実装して管理を行えます。また、確立されたマーケティング、データ、コンテンツのプラットフォームと統合できる、幅広いコネクタも提供しています。
お客様と協力し、お客様の要件に合わせて綿密にカスタマイズされた、人による翻訳と自動翻訳を組み合わせたプロセスを開発します。カスタマイズされたソリューションは、翻訳ワークフローを最適化し、ビジネスで求められるコンテンツの量、言語数、スピードを最大化するように設計されています。
コンテンツの管理と再利用
コンテンツ制作および管理テクノロジーにより、規制関連の資料を最大限に再利用して、情報ガバナンスをサポートし、コンテンツの作成と承認を合理化する方法でコンテンツを構造化できます。一度作成したコンテンツを複数回使用することで、市場投入期間を短縮し、競争力を高めるツールとしてコンテンツを活用できます。
コンポーネントベースのコンテンツ管理アプローチを採用することで、資産運用およびウェルスマネジメント分野共通のテンプレート文書への入力プロセスが簡素化されます。具体的には、各コンテンツのコンポーネントの単一バージョンのコンテンツを共同で制作、承認できるようにすることで、目論見書、ファクトシート、年次報告書、KID／KIID、その他の規制関連資料の作成の複雑さが軽減されます。必要に応じて、企業全体で使用できるようにすることも可能です。
さらに、RWSのテクノロジーはコンテンツ分析にAIアプローチを採用しており、コンテンツに自動でタグ付けされるため、制作者がコンテンツを簡単に分類できます。これにより、検索と見つけやすさが向上し、同僚も顧客も関連コンテンツに迅速にアクセスできるようになります。
また、コンテンツテクノロジーと言語テクノロジーを統合することで、翻訳プロセスを効率化します。
資産運用会社とウェルスマネージャーがRWSを選ぶ理由
- 規制対象の資産運用およびウェルスマネジメント関連コンテンツの翻訳に精通
- 国際的なオフィスネットワークを活用して世界中の資産運用会社と協働
- 世界の大手資産運用会社のほぼすべてと信頼関係を構築
- マーケティング、顧客サービス、製品開発、規制報告、法務、コンプライアンスなど、資産運用会社およびウェルスマネジメントアドバイザーの各部門固有のニーズに合わせた調整
- 主要なデータおよびレポート作成プラットフォームとの直接接続を含む、あらゆる大手ファンド発行者に対するコンテンツワークフローに関する知識
- 24時間365日、迅速な納品に対応
- 人間のスキルと卓越したテクノロジーを融合して効率の最大化を実現するエキスパート
- 極めて機密性の高いコンテンツとお客様のデータを保護する、セキュリティを確保した言語ソリューション