構造化コンテンツ制作
直感的 | 共同作業 | ガバナンス
Wordのような直感的なインターフェイスを備えたウェブベースのソリューションが、ライフサイエンス、金融サービス、製造などの業界の制作者や、専門知識を持つエキスパート、その他のコンテンツ関係者のコンテンツ制作を変革します。
構造化コンテンツ制作(SCA)を採用する理由
多くの業界で、正確なコンテンツをこれまで以上に迅速に配信することが求められています。ビジネス上重要な規制対象コンテンツの作成とレビューは、長期にわたって進化するため、手間や繰り返し作業を減らし、ミスを起こしづらいものにする必要があります。
標準的なワープロツールで対応しきれなくなったら、以下を実現するTridionとFonto SCAソリューションの採用をお勧めします。
- コンテンツを、重複やミスなく簡単に再利用・更新
- 作業関係者が多い場合でも簡単に共同作業
- 定義済みタクソノミーの使用や100%信頼できる監査証跡などにより、コンテンツガバナンスを実現
SCAはコンテンツ制作の課題克服にどのように役立つのでしょうか。こちらのインフォグラフィックでご確認ください。
TridionやFontoの構造化コンテンツ制作により、コンテンツ制作プロセスを変革します
SCAの仕組み
コンテンツをドキュメントとして保存し管理する標準的なワープロとは異なり、当社のSCAツールはコンテンツをより小さなコンポーネントとして保存し管理します。コンポーネントとは、フレーズや段落、一連の段落、画像、動画、表など、コンテンツを構成する要素です。ドキュメントなどの成果物は、コンポーネントを組み立てて制作し、公開時に初めて1つのファイルになります。コンポーネントは、複製することなく複数のドキュメントで使用できます。
コンテンツは、コンポーネント間の関係とその編成方法を指定する一連のルール(スキーマまたはコンテンツモデル)に従い、構造化されます。
メリット
安定性と拡張性
標準的なワープロアプリケーションで大きなドキュメントを操作していると、処理速度が低下したり、ファイルがクラッシュしたりしてイライラが募ることがあります。そういったイライラを排除し、使い慣れた操作性をライターや、エディター、レビュアーに提供することができます。
信頼できる環境で同時に共同作業
共同制作者、エディター、レビュアーが人数を問わず同じドキュメントで作業できます。編集内容やコメントはすべてのユーザーにリアルタイムで表示されます。定義済みのコンテンツモデルにより、求められるコンテンツ構造を誰もが順守できるようになると同時に、さまざまなアクセス制御や編集制御により、共同制作やレビューで生じる矛盾を防ぎます。
コンテンツを効率的に再利用
コンテンツを手動でコピーして新しいドキュメントに貼り付ける際に生じるミスを排除します。コンポーネントは複製せずに複数の場所で使用でき、同じコンポーネントを持つドキュメントは、コンポーネントが変更されると動的に更新されます。制作者とレビュアーは、承認済みコンテンツが正確で最新であると確信できます。
外部との連携を円滑化
たとえば、アドバイザーに相談する場合や、規制当局から承認を得る場合など、外部パートナーとストレスなくやり取りすることができます。誰もがブラウザを通じて同じドキュメントにアクセスするため、常に最新バージョンで作業するとともに、社内チームと変わらない信頼できる環境を活用できます。これにより、すべての関係者にとって大幅な時間短縮が実現します。
監査に対応したドキュメント
コンテンツの操作(制作、編集、レビュー)を細かく制御できるアクセス権を使用し、すべての編集内容とコメント(作成者と作成日を含む)を取得できます。
情報をより見つけやすく
業界標準のタクソノミーを活用してガバナンスを強化します。また、より詳細なレベルでのメタデータの適用とAIを利用したタグ付けにより、情報をより一層見つけやすくします。
特徴
直感的で、共同作業しやすく、適切に管理されたコンテンツ制作
使い慣れたWordのようなインターフェイス
コンポーネントレベルの制御
100%信頼できる監査証跡
同時制作と同時レビュー
標準化されたタクソノミー
さまざまなニーズに応えるソリューション
RWSは、次の2つのSCAソリューションを提供しています。
- Fonto:コンテンツ管理システム(CMS)やコンポーネントCMS(CCMS)と組み合わせ可能
- Collective Spaces:DITAベースのコンテンツ制作のためのTridion Docs CCMSの一部