Tridion、フィールドサービスの生産性を長期にわたって向上するソリューションを発表

新しいTridionソリューションでは、パートナーと協力し、構造化のアプローチを通して、コンテンツの作成、管理、デジタルデバイスへの配信を実現

Chalfont Saint Peter、英国
3/14/2023 9:00:01 AM
サービスリーダーの80%近くが、今後5年のうちに仮想現実(VR)と拡張現実(AR)のテクノロジーを導入する計画を立てている状況を踏まえ、Tridionは、ARとVRの容易な導入と今後登場するデジタルチャネルへの対応準備をサポートする、新たなソリューションを発表しました。
 
TridionのAI Alliances担当VPであるElsa Sklavounouは、次のように説明します。「フィールドサービスチームにとって、近年のVRとARの進歩は大きな可能性を秘めています。問題は、フィールドサービス会社がAR/VR体験基盤に従来の非構造化コンテンツアプローチを採用していることにあります。これらのチャネルへの公開は非常に難しく、コストもかかるからです」 
 
新しいTridionソリューションでは、Enosis VR、Fluid Topics、JANA、Zoominなどのパートナーと協力し、構造化のアプローチを通して、コンテンツの作成、管理、デジタルデバイスへの配信を実現します。構造化コンテンツとは、「コンポーネント」と呼ばれる再利用可能なトピックベースの小さなチャンクに分割した情報です。すべてのコンポーネントはコンポーネントコンテンツ管理システム(CCMS)から一元的に管理され、VR/ARアプリケーションに提供されます。 
 
CCMSは、VR/AR体験の導入に関連する次のような問題に対処します。
 
情報を最新の状態に維持
最新情報がすべてのチャネルで迅速に公開されないと、ARによって古く不正確な情報が新しい機器に表示され、さらなる損害や怪我につながる可能性があります。構造化コンテンツの場合、関連情報を含むコンポーネントを1回更新するだけで変更が完了します。つまり、1つの信頼できるソースに変更を加えると、そのコンポーネントが使用されているすべての場所が、自動的に更新されます。
 
情報を見つけやすく
正確かつ最新の情報も、見つけられなければ役に立ちません。技術者は、必要なコンテンツをすばやく検索したり、見つけたコンテンツにすばやく移動したりできる必要があります。構造化コンテンツでは、コンポーネントにタグを付け、意味を基に強化できるため、技術者はコンテンツの種類やトピックでフィルタリングし、検索結果をすばやく絞り込むことができます。 
 
オフラインでも情報にアクセス可能
フィールドサービスでの顧客対応は、インターネットアクセスが制限される遠隔地や地下環境で行われることが多いため、AR/VRプラットフォームへプッシュされる情報をオフラインでも利用できるようにする必要があります。Tridionでは、場所に関係なく、技術者が情報や体験にオフラインアクセスできます。
 
デバイスに関する情報を公開
ARを利用するには、携帯電話やタブレットといったカメラ機能付きのポータブルデバイスや、ハンズフリーでの利用に便利なメガネなどのウェアラブルデバイスが必要です。Word文書やPDFなど、事前定義されたファイル形式に情報を保持するコンテンツ管理システムは、公開できるチャネル数に制限があります。ヘッドレスCCMSシステムは、特定の表示モードに縛られません。コンテンツはファイル形式に依存しないコンポーネントに保存されるため、形式を問わず、どのデバイスにも公開できます。
 
インテリジェントなコンテンツプラットフォームであるTridionは、多言語のデジタルコンテンツの作成と管理、そして顧客・社員・パートナーへの提供を可能にします。世界のさまざまな大手ブランドが、Tridionを使用してあらゆるチャネルで多言語のデジタルエクスペリエンスを提供しています。 
 
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