Contenta、LiveContent 6.0のリリースを発表
メンテナンス関連の重要な情報や知識にいつでもどこからでもアクセスできる、クラウド対応の柔軟なアーキテクチャ
Chalfont Saint Peter、英国
9/12/2023 9:00:01 AM
9/12/2023 9:00:01 AM
RWSのLanguage Services and Technology部門傘下にあるContentaは、LiveContentソリューションの最新バージョン、LiveContent 6.0のリリースを発表しました。LiveContent 6.0は柔軟性に優れるクラウド対応アーキテクチャで、技術文書の配信管理や、技術者へのフィードバック、分析データに関するインサイト提供に利用できます。
技術者やエンジニア不足が深刻な航空宇宙・防衛産業では、メンテナンスエンジニアの知識ギャップを埋め、次の修理に向けて最新の技術情報を確実に入手できる革新的な方法を模索しています。ASD標準に基づくContentaのLiveContentソリューションは、業界で定評のあるインタラクティブな電子技術文書/マニュアル(「IETP/IETM」)ソリューションを利用して、メンテナンスエンジニア、技能実習生、技術者に視覚的にインタラクティブなコンテンツをリアルタイムに配信することにより、こうした課題を解決します。複数のチャネルに適切な「維持管理された」情報を即座に提供するため、平均修復時間が大幅に短縮され、アセットの初回修復率が向上します。
LiveContentバージョン6.0には、フルタイムのメンテナンスエンジニアも臨時のメンテナンスエンジニアも利用できる、さまざまなアクセスオプションが用意されています。クライアントフットプリントを必要としないHTMLバージョンのLiveContent Liteをはじめ、デスクトップ/モバイルブラウザへのアクセスオプション、完全に分離された環境で使用できるネイティブモバイルアプリケーションなどがあります。
さらに、新しいLiveContentバージョン6.0には次のような特長があります。
- フィードバック管理用のASD標準S5000F対応ワークフローを利用して、技術者にフィードバックします。
- バックエンドデータベースに関係なく、メンテナンスを行う顧客向けに設計されています。
- 高度な構成が可能で、組織に合わせてルック&フィールをカスタマイズできます。
- プロセスデータモジュールを備えた診断ツールを通して、Condition-based Maintenance Plus(CBM+)などの予測的なメンテナンスコンセプトをサポートします。
ContentaのGeneral Manager、Tim Russell Jonesは次のように述べます。「この新しいバージョンでは、サービスライフサイクル全体にコンテンツと情報を届けることができるため、従業員のパフォーマンスが大幅に向上します。企業は、技術者の修理やメンテナンス作業の履歴から得たインサイトをもとにトレーニングを改善したり、技術的知識のギャップを特定して埋めることができます。また、プロセスや手順を改善するための分析データを得ることもできます」
LiveContent 6.0は、現在LiveContent S1000Dを導入しているお客様のアップグレードパスの一部にすぎません。このソリューションの機能強化については、2023年9月13日に開催されるS1000DとS-Series IPSのユーザーフォーラムにおいて、ContentaのVP of Product and Development、Matt Evansから発表があります。
Contentaでは、S1000D技術文書標準を使用した優れたデータ管理の価値を探るウェビナーも開催します。このウェビナーは2023年10月26日9:00(中部標準時間)に開催されます。こちらをクリックして、ぜひご登録ください。
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