LiveContent S1000D MobileがiPadで利用可能に

業界初のインタラクティブな電子技術文書（IETP）iOSアプリ、LiveContent S1000D Mobileがリリースされました。これにより、重要な技術情報にiPadデバイスからアクセスできます。

 

RWSのContent Technology部門が開発したLiveContent S1000D Mobileアプリは、技術、診断、修理、メンテナンスに関する正確な情報を現場のエンジニアに提供し、航空機など軍事資産の平均修復時間（MTTR）の短縮に貢献します。LiveContentは、すでに世界中の多数のお客様や、米国空軍と米国海軍に採用されており、技術文書の一元管理やデジタル公開に使用されています。

 

RWSのIndustry Marketing DirectorであるBob Hoggは次のように述べています。「技術者はこれまで、デスクトップアプリケーションやブラウザを利用して技術文書にアクセスしていました。しかし、この方法は非常に非効率的です。そこで私たちは、インターネットに接続しなくても使用可能なLiveContentのモバイル版を開発しました。このアプリを使用すれば、重要な診断情報やメンテナンス情報にいつでもどこからでもアクセスできます。インターネットに接続しているかどうかは関係ありません」

 

この新しいモバイルオプションは、LiveContent S1000D v5.11リリースのアドオンとして購入できます。v5.11リリースの改良点としては、他にも、追加のプラグインソフトウェアを使用せずにネイティブのCGM（Computer Graphics Metafile）を表示できる機能や、現場と上流工程（信頼性工学や物流分析など）の間でデータ交換を行う初期フレームワークなどがあります。米国国防省のセキュリティ要件に沿って大幅に強化したセキュリティ機能も、v5.11リリースで利用できます。

 

Contenta Publishing Suiteの一部であるLiveContent S1000Dでは、現場の技術者にインタラクティブなビューアで正確な情報が提供されるため、必要なコンテンツにすばやくアクセスすることが可能です。IETPの機能により、ユーザーはいつでもどこでも最新のコンテンツを利用できます。

 

1月に開催されたAviation Week Fast Chatにて、Contenta製品チームが新機能の概要を発表しました。こちらをクリックして録画版をご覧ください。