RWS、Trados Studio 2024をリリース

最新バージョンには、生産性を高め、翻訳品質を向上させる高度なAI機能と豊富な新機能が含まれています。

Chalfont Saint Peter、英国
6/27/2024 10:00:00 AM

テクノロジーを駆使した言語、コンテンツ、知的財産ソリューションのリーディングプロバイダであるRWSは本日、Trados Studio 2024をリリースしたことを発表しました。業界をリードするこの翻訳支援ソフトウェアの最新バージョンは、40年にわたるイノベーションをベースに構築され、さまざまな分野の進化する多様なユーザーニーズに対応し続けています。Trados Studio 2024は、最先端のAI機能、強化されたアクセシビリティ機能、複数の操作性の向上へのアクセスを提供します。

「AIをTrados Studio 2024に統合することで、翻訳サプライチェーンの誰もが生産性を最大限に高められるようになりました。当社は責任あるAIの導入に取り組んでいます。Trados Studio 2024は、AIに新しいアクセシビリティ機能やユーザビリティ機能を組み合わせることにより、AIの活用とアクセシビリティの面において市場で先進的な翻訳支援ソフトウェアになりました」と、RWSの言語処理AI部門のGeneral ManagerであるMark Lawyerは述べています。

Trados Studio 2024の新機能について教えてください。

新しいAI機能でイノベーションを加速：Trados Studio 2024には、さまざまな強力なAI機能が搭載されており、業務の効率化と翻訳品質の向上に貢献します。そうした機能の1つに、すべてのユーザーに先駆的な生成翻訳機能を提供するAIアシスタント、Trados Copilotがあります。これを使用して、大規模言語モデル（LLM）をさまざまな方法で活用し、翻訳をレベルアップさせることができます。

新しいアクセシビリティ機能で壁を乗り越える：Trados Studioは、アクセシビリティの強化と機能の充実を実現した市場初の翻訳支援ソフトウェアです。スクリーンリーダー機能を使用してプロジェクトを完了できるため、視覚障がいを持つユーザーもプロジェクトの作成と管理、翻訳の実行、訳文ファイルの生成を簡単に行うことができます。アクセシビリティの向上は、すべてのユーザーに平等な機会を創出するだけでなく、サプライチェーン全体でユーザビリティと生産性も大幅に向上させます。

クラウドとデスクトップの整合性がかつてないほど向上し、すぐれた体験を実現：RWSは、数百もの革新的な機能強化に加え、（これまでベータ版として提供していた）マネージャビューも新たにリリースしました。ユーザーは最新の見やすいインターフェイスを備えた1つのウィンドウで複数のファイルやプロジェクトを一元的に扱うことができます。

Trados Studio 2024について詳しくは、こちらをクリックしてご確認ください。

RWSについて

RWS Holdings plcは、テクノロジーを駆使した言語サービス、コンテンツ管理サービス、知的財産サービスを提供する、唯一無二のリーディングプロバイダです。当社はコンテンツの変革と多言語データ分析を通じて、AIを活用したテクノロジーと人間の専門知識を組み合わせ、お客様がどこでも、あらゆる言語で理解されるようにすることでビジネスの成長をサポートします。

当社が目指しているのは、グローバルな理解の実現です。文化の理解、企業の理解、技術の理解を組み合わせることにより、当社のサービスとテクノロジーが、顧客の獲得と維持、魅力的なユーザー体験の提供、コンプライアンスの維持、データやコンテンツにおける実用的なインサイトの獲得など、お客様をさまざまな面でサポートします。

過去20年間にわたり、当社は独自のAIソリューションを進化させるとともに、お客様による多言語AIアプリケーションの探求、構築、使用を支援してきました。また、40件以上のAI関連特許と100件以上の査読論文を保有し、お客様のAI導入をサポートしてきた経験と専門知識があります。

世界のトップブランド100社の80%以上、フォーチュン誌の「最も賞賛される企業」20社の4分の3以上、さらに大手製薬会社、投資銀行、法律事務所、特許事務所のほぼすべてが当社を利用しています。また、クライアントベースは、ヨーロッパ、アジア太平洋、北南米におよび、5つの大陸に展開した65を超えるグローバル拠点から、自動車、化学、金融、法律、医療、製薬、テクノロジー、電気通信の各分野のお客様にサービスを提供しています。

1958年に設立されたRWSは、英国に本社を置き、AIM、ロンドン証券取引所規制市場に上場されています（RWS.L）。

詳細については、www.rws.com/jpをご覧ください。