SDL、グローバル展開における戦略的な節目となる、富士ゼロックスとのパートナー提携を発表

富士ゼロックスは今後、複雑な資産の販売後のサポートを目的とした「SDL Contenta Publishing Suite」を提供

メイデンヘッド(英国)
1/25/2021 11:00:00 AM
RWS Holdings plcの一部であるSDLは本日、富士ゼロックス株式会社と戦略的パートナーシップを結び、日本のメーカーや航空宇宙・防衛関連企業にSDL Contenta Publishing Suiteを提供することを発表しました。将来は、他のアジア太平洋地域の国や地域への展開も予定しています。これは、テクニカルコンテンツの作成、管理、公開に関するSDLのグローバル展開戦略における重要な節目となります。
 
製造および航空宇宙・防衛に携わる組織には、テクニカルドキュメントの作成、管理、発行を安全かつ機能的な方法で行うことが求められます。これらの業界の技術文書は非常に複雑で、複雑な資産の運用、保守、検査をサポートするために何十万もの指示書やグラフィックが含まれていることがよくあります。SDLと富士ゼロックスの提携により、こうした組織はASD S1000D®などの標準に基づいて、実証済みのベストプラクティスの統合、標準化、採用を行い、コンテンツサプライチェーン全体で大幅な効率化を実現できるようになります。
 
「SDLは長年にわたり、世界で最も要求の厳しいミッションクリティカルな組織に、注目度の高いデジタルトランスフォーメーションプロジェクトを提供してきました。最近では、米国の空軍および海軍のエンタープライズ技術データの作成、管理、配信ソリューションも支援しています。」と、富士ゼロックスシステムサービス株式会社代表取締役社長兼アドバンスドインダストリアルサービス事業本部長の井上あまね氏は語っています。「SDLとのパートナーシップは、複雑な資産の販売後のサポートを大きく前進させるものであり、日本の企業はプロセスの標準化やコンテンツのデジタルインテリジェンスへの変換に伴う多くの効率化を実現できるようになります。」
 
SDL Contenta Publishing Suiteは、パブリッシングプロセスのステップごとに機能が最適化された、業界が認めるテクニカルコンテンツ向け統合パブリッシングソリューションです。これにより、S1000D標準に基づいて、組織が数百万ページに及ぶ複雑なテクニカルドキュメントを管理し、対話型電子技術文書(IETP)を提供することで、保守担当者は目的を迅速に達成し、平均修復時間(MTTR)を短縮し、資産を配備し続けることを可能にします。
 
「富士ゼロックスとのパートナーシップを非常に歓迎しています」と、SDLの政府、航空宇宙・防衛担当SVP兼General ManagerであるTim Russell Jonesは言います。「これによってSDLは戦略的な節目を迎えます。企業の統合、標準化、そしてテクニカルコンテンツサプライチェーン全体で効率性を高める実証済みのベストプラクティスの採用が、ますますグローバルなトレンドになっていることを示すものです。SDL Contenta Suiteに、顧客の複雑な運用および保守のコンテンツ要件に対する富士ゼロックスの知識が加わることで、デジタル変革戦略に着手するあらゆる組織に対して、強力な提案を作り出すことができます」
 
SDL Contenta Publishing Suiteは、グローバルな航空宇宙・防衛業界で最も信頼されているテクニカルパブリッシングプラットフォームです。現在、航空宇宙・防衛分野のトップ10企業のうち7社は、テクニカルコンテンツの作成、管理、公開にこのテクノロジーを利用しています。SDLの展開戦略は、世界中の地域における富士ゼロックスなどのトップレベルの再販エキスパートとの戦略的な関係を通じて、Contenta Publishing Suiteを確実に利用できるようにすることです。
 
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