インテリジェントな言語・コンテンツソリューションで業界をリードするSDL(LSE:SDL)は、次世代のインテリジェントコンテンツプラットフォーム、SDL Tridionをリリースします。このプラットフォームは、従業員、パートナー、顧客向けの幅広い単一ソースコンテンツに対応することで企業のデジタル変革を支援するように設計されており、自動化できる範囲を大幅に増やし、サイロ化されたコンテンツ間の溝を埋めます。
どのデジタル変革においても、肝心なのはコンテンツです。しかし多くの企業は複数の種類のオーディエンスを対象としたコンテンツの作成、管理、翻訳、配信を行わなくてはならず、デジタル目標の達成が難しい状況です。こうした状況の主な原因は、コンテンツの重複、旧式のプロセス、情報リポジトリの分断、配信コンテンツの貧弱さ、ガバナンスの欠如です。SDL Tridionは、人による作業と機械主導の自動化を適切なバランスで組み合わせてあらゆる言語でのデジタルエクスペリエンスを高めることでこうした問題を解決し、俊敏性とビジネスの業績を向上させます。
「膨大な量の情報を複数の種類のオーディエンス向けに作成、管理、翻訳、配信するという作業は、人間だけでは到底不可能です」とSDLのProduct and Solutions Management部門SVPのMarcus Hearneは述べています。「SDL Tridionなら、単一プラットフォームで多様なコンテンツとサイロ化されたデータから情報のオーケストレーションを行うことにより、スピードと品質のちょうど良いバランスを取ることができます。また、AIを使用した自動化と連動して、社内外のグローバルオーディエンス向けに膨大な量のコンテンツをアクティブ化することも可能です」
世界トップクラスのコンテンツ管理機能に加え、独自のAI、翻訳管理、ニューラル機械翻訳テクノロジーを備えたSDL Tridionは、あらゆる企業情報にとって信頼できる唯一の情報源を構築します。多くのお客様はSDL Tridionをオムニチャネルエクスペリエンス促進のためのデジタルエクスペリエンスハブとして使用したり、社内ポータルやイントラネット上のドキュメントやポリシー、手順、その他ビジネスに不可欠な情報などの詳細情報の管理のための企業ナレッジハブとして使用したりしています。
SDL Tridionは4つの主要コンポーネントで構成されています。これらはオンプレミス、クラウド、またはハイブリッド環境でまとめて(あるいは個別に)導入することができます。
SDL Tridion Sites:SDLのウェブコンテンツ管理(WCM)は、ウェブサイトとモバイルサイトを単一プラットフォーム上に一元化し、チーム、市場、ブランドの垣根を越えて人、プロセス、情報を結び付け、あらゆるチャネル、言語で効果の高いデジタルエクスペリエンスを生み出すことができます。Experience SpaceはSDL Tridion Sitesで新たに導入されたユーザー体験です。デジタルエクスペリエンスを少ないクリックとインテリジェントな予測型デフォルト設定で迅速かつ容易に構築・アクティブ化できるワークスペースが生まれます。新規ユーザーは操作を迅速に習得でき、少ないトレーニングで済みます。
SDL Tridion Docs:SDLの多言語コンポーネントコンテンツ管理(CCM)では、組織による構造化コンテンツ制作のハードルを下げることで、誰にでも知識を創造できるプロセスになっています。Collective Spaceは画期的なユーザー体験です。組織内にいる専門分野を持つエキスパート(SME)と不定期参加の関係者が、適切に管理された効率的な方法でコラボレーションと知識の共有を行う新たな可能性が広がります。また、基盤となるXMLを理解したり直接扱ったりする必要がなくなります。
SDL Tridion Delivery:単一ソースによるパブリッシングが可能なSDL Tridionで管理したコンテンツは、あらゆる出力形式と言語で配信することができます。一度コンテンツを制作すれば、発行先に応じてさまざまな出力形式に自動変換されます。SDL Tridion Deliveryは、パーソナライズされたレスポンシブなヘッドレスダイナミックウェブデリバリー、APIを使用したコンテンツへのアクセス、XMLやJSONへの出力、RSSストリーム、静的HTML、ヘルプファイル、eラーニングをはじめ、形式が自動設定されたアクセシブルなPDFや印刷物もサポートします。
SDL Tridion Accelerator:SDL Tridion Acceleratorには、SDLの長年にわたるベストプラクティスの知識、組み込みのコネクタ、サンプルコード、ドキュメントが集約されており、ビジネス全体に保存されている企業情報を引き出すのに役立ちます。外部のコンテンツとデータリポジトリをSDL Tridionに接続することも可能です。デジタル資産管理、顧客関係管理、コマースシステム、ストレージリポジトリをSDL Tridionと連携させることにより、情報アーキテクチャ全体の信頼できる唯一の情報源として活用することができます。
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