コンテンツの作成、翻訳、管理、配信で世界をリードするSDL(LSE:SDL)は本日、Omron Automation Americasがデジタル成長戦略をサポートするため、4つの市場および言語向けに新たなウェブサイトを開設したことを発表しました。設計、構築、公開にはSDLのパートナーであるDeptが携わり、基盤としてSDL Tridion Sites 9.0を使用しました。リニューアルしたウェブサイトは、米国、カナダ、ブラジル、メキシコの顧客を対象に、高度にパーソナライズされた体験をセルフサービス機能やメディア主体の体験とともに顧客の言語で提供します。
オムロングループに属するOmron Automation Americasは、高度な産業オートメーションサービスで広く認知されているグローバルリーダーです。自動車、製造、電子機器、パッケージング、ライフサイエンスの各業界の顧客を対象に、自動化に関わる複雑な問題を解決しています。同社は、提供ソリューションや対応市場が多様であることから、ウェブサイトでの製品や情報の確認、アカウントの開設と直接管理、パートナーや販売代理店のネットワークとの情報交換を、誰もが素早く簡単に行えるようにしたいと考えていました。
Omron Automation AmericasのPresident兼CEOであるRobb Black氏は次のように語ります。「Omronの製品やサービスの詳細情報をお求めのお客様や投資家、メディア、閲覧者に向けて新たなウェブサイトを開設でき、非常にうれしく思います。「この新しいサイトは、パーソナライゼーションとセルフサービスを非常に重視した構成になっているため、より価値の高い体験を閲覧者に提供できると確信しています」
開設からわずか2か月で、Omron Automotive Americasのオンライントラフィック、顧客登録数、主要検索エンジンでの表示順が向上しました。具体的な数値は次のとおりです。
- 800以上のリードを獲得、新規アカウント登録数は600
- ページビューの平均数はほぼ倍、直帰率は20%以上向上
- 新たなサイトへのオーガニック検索トラフィックが15%以上増加、Googleからのトラフィックがおよそ20%増加(検索結果の表示位置の平均が10位以上上昇)
DeptのDesign&Technology US部門Managing DirectorであるHarvey Turner氏は次のように語ります。「すでに強力なブランドなのでブランド自体を改革する必要はありませんでしたが、ブランド認知度を向上させる必要性は認識しました。そこで、ブランドをオンラインで表示されやすくすること、顧客にとって使用しやすいものにすること、またパーソナライズされたサービスを新たに提供することを目的としました。SDL Tridion Sitesの強力な技術アーキテクチャを利用し、設計とユーザー体験を改善することで、Omronのサイトが変化し、顧客が自身の選んだデバイスを使用して自身の言語でOmronと交流できるようになります」
2007年よりSDLのパートナーであるDeptが設計したセルフサービスポータルは、新しいOmronサイトの目玉となっています。ポータルの構造はパーソナライズできるようになっており、登録プロセスやデータの収集を通じ、ユーザーをセグメンテーションすることができます。ユーザーが確認されると、よりパーソナライズされた体験を提供するようにポータルが変更されます。訪問者は、自身を販売業者、システムインテグレーター、従業員、エンドユーザー、またはメディア報道関係者として特定でき、そのタイプに基づいて関連コンテンツが提供されます。
SDL Tridion Sitesは、強力なウェブコンテンツ管理ソリューションです。グローバルなウェブ、デジタル、モバイルの資産全体を対象にマーケティング、商取引、製品主導型コンテンツの統合環境を効果的に構築し、管理できるようにします。拡張性が高く、あらゆる数のサイト、チャネル、言語、ブランドに対応できます。また、相互運用性に優れているため、これまでのテクノロジー投資が無駄になりません。SDL Tridion SitesとSDL Tridion Docsを併用すると、販売前から販売時、販売後に至るカスタマージャーニー全体をサポートできます。
Deptについて
Deptは、経験豊富な発想力のある人材や制作者を1,300名以上抱える国際的なデジタル制作会社です。同社は、創造力、テクノロジー、データを融合し、消費者が求め、企業が必要とする体験を作り出すことで、現在のデジタル環境を改革し、デジタル化を加速させます。
deptagency.com
Omron Automationについて
Omron Automationは、産業オートメーションパートナーです。センサー、制御機能、安全装置、ビジョン、モーション、ロボットなどを含む、完全に統合されたオートメーションソリューションの作成、販売、サービス提供を手掛けます。オムロン株式会社は、1933年に創業し、現在は山田義仁氏が代表取締役社長を務めています。36,000名の従業員が創造力を発揮し、110か国以上で企業の問題解決をサポートしています。詳しくは、automation.omron.comをご覧ください。