SDL(LSE:SDL)は本日、市場調査会社から高い評価を受けたことを発表しました。Ovumが最新のレポートでSDL Tridion DXをリーダーに位置付けたのです。
「Ovumの意思決定マトリクス:ウェブエクスペリエンス管理(WEM)ソリューションの選択(2018~2019年)」では、WEMおよびウェブコンテンツ管理(WCM)分野の12ベンダーを多角的に比較しています。その中で、SDL Tridion DXの優れたアプローチが他の同業者よりも際立ち、企業のニーズを満たし、現在と未来のデジタルエクスペリエンスの取り組みをサポートしていると評価されました。Ovumは次のような点を長所に挙げています。
- Experience Optimization:ウェブセッション固有のデータと顧客データの両方を使用し、パーソナライズされた体験を実現
- BluePrinting®:言語、ブランド、チャネルの全体を対象にコンテンツの関係や依存状態を管理
- 連携と相互運用性:豊富なAPIと製品コネクタを活用
- 人工知能:あらゆるタッチポイントで状況に合った適切なコンテンツを配信
Ovumは次のような点にも注目しています。「SDLの翻訳機能は競合他社よりも勝っています。優れたアプローチが、単一ベンダーによる囲い込み状態からの脱却を目指す企業にとってSDLの差別化要因となっているのです。他のベンダーでは、革新をもたらす最新テクノロジーを採用した機能への対応が不十分で、次世代デジタルエクスペリエンスの配信オプションも少ないことがあります」1
今年初めには、Ars LogicaがWCM手引書でWCMプラットフォームのトップ3にSDL Tridion Sites(SDL Tridion DXの一部)を選出しました。同市場調査会社の製品評価と手引書では、SDL Tridion Sitesが、コンテンツマーケティングツール、非常に高い拡張性、企業におけるテクノロジースタックの有効利用の点で業界をリードしているとして、ビジネスと技術、両方の項目で高い評価を受けています。
この手引書では、SDLのNo.1グローバリゼーション&ローカリゼーション機能が、市場で最も幅広い機能と優れた拡張性を備えた最適なWCMプラットフォームをグローバルブランドに提供すると強調されています。
Ars Logicaによると、この組み合わせが、さまざまな地域、言語、チャネルを対象とした複数のオンラインブランドを1つのグローバルコンテンツ管理システムで管理しマーケティングするという、グローバル企業の複雑な問題の克服に役立っています。
EPAM社のDigital Engagement部門Senior Directorを務めるEgbert Hendriks氏は次のように語ります。「当社では、SDL Tridion DXを世界で最も汎用性の高いコンテンツ管理システムの1つと考えています。SDL Tridion DXは、関心の分離に対応する構造化コンテンツにより、多くの新しいアーキテクチャで中核となる「system of record(記録重視のシステム)」として使用できるうえ、当社が採用するさまざまな企業向けデジタルマーケティングシステムともしっかり連携できます」
SDLのProduct Marketing DirectorであるArjen van den Akkerは次のように述べます。「2018年に受けた評価から、優れたアプローチが顧客主体の体験の構築に必要な幅広い選択肢と柔軟性をブランドに提供するという、当社の戦略の有効性が認められたと感じています。Digital Clarity Groupが最近実施した画期的な調査では、デジタルエクスペリエンスプラットフォームの購入者のトレンド、嗜好、戦略に注目しており、このビジョンがさらに支持されています」
また、2018年7月30日に公開されたGartnerのMagic Quadrant for Web Content ManagementでもSDLが評価されました。この調査では、Gartnerがウェブコンテンツ管理(WCM)ベンダーをビジョンの実現度と実行力に基づいて評価しています。2
ウェブコンテンツ管理と構造化コンテンツ管理(CCMS)の利点を翻訳テクノロジーと組み合わせたSDL Tridion DXは、コンテンツサプライチェーンに俊敏なアプローチを提供し、グローバルユーザーに向けた情報の作成、管理、配信の方法に変革をもたらします。
1「Ovumの意思決定マトリクス:ウェブエクスペリエンス管理(WEM)ソリューションの選択(2018~2019年)」、Sue Clarke氏、2018年7月6日
2「Gartner Magic Quadrant for Web Content Management, Mick MacComascaigh」、Jim Murphy氏、2018年7月30日
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